先日、日本三景の一つに数えられている天橋立に行ってきました。
成相山中腹から天橋立が斜めに一望でき、素晴らしい景観ですが、
いつからともなく、ユーモア好きの人々が、股の下から逆さに天橋立をのぞく、
「股のぞき」で有名です。
ところで、成相山のふもとに、元伊勢籠神社という神社があります。
伊勢神宮に奉られています天照大神、豊受大神がこの地から伊勢に移された
という故事から、元伊勢と呼ばれる古社です。
奈良時代に丹後の国の一の宮となり、平安時代の「延喜式」には名神大社となり
最高の社格と由緒があるとのこと。本殿は伊勢神宮と同じ神明造ですが、
本殿正面には伊勢神宮とこの神社だけしか許されていない五色の座玉(すえたま
(青、黄、赤、白、黒))が本殿の高欄に美しく施されています。
伊勢神宮のご正殿の中は見る事ができませんので、この籠神社で目にすることが
できません。一度レクリエイションも兼ねて、お訪ねになってはいかがでしょうか。
今は、天の浮橋神話とともに、良縁成就の地としても伝えられているとのことです。