皆様、おうち探しの際1番初めに何をご覧になられますか?
間取り図ですよね。
間取り図からはさまざまな情報が読み取れます。その一方で、間取り図だけでは判断できないこともあります。
また、人気が高い物件だったとしても、自分には適した間取りではないこともあるでしょう。
部屋を選ぶ際には、間取り図だけに頼らない判断も必要になってきます。
では不動産会社は間取り図から一体
何を読み取っているのでしょうか。
https://www.nukumori.life/article/10100046.html#js-toc2
簡易間取り図では判断できないこと
正確な配置
間取り図を参考にして、手持ちの家具などの置き場所を決めたいと考える人もいるでしょう。
しかし、ウェブサイトやチラシに載っているような簡易的な間取り図は、居室の寸法や縮尺が正確に反映されていないことがあります。部屋の大きさが何畳なのかはわかりますが、図面に定規をあてて部屋の広さを測り、家具などの配置を決めるのには適していません。
寸法と縮尺をもとに家具の配置を正確に決めるには、建築図面が必要です。もしくは、建築図面にもとづいた詳細な間取り図(間取り詳細図)を手に入れてください。
また、大型の家具を搬入する際に、ドアから入るかどうかも確認が必要です。廊下やエレベーターも含めて、搬入できるサイズなのかを調べましょう。これらは図面上で考えるより、下見などで実際の寸法を測ったほうが確実です。
ライフスタイルに合っているかどうか
間取り図を見ただけでは、自分のライフスタイルに合っているかどうかは判断できません。
例えば、昔から人気のある南向きの部屋は、明るく日照時間が長いなどのメリットがある一方、夏季は気温が上がりやすい、フローリングや畳が傷みやすいといったデメリットもあります。また、価格も割高になります。
そこで最近は、価格が安くなる南向き以外の物件も注目されています。朝早く起きて外出し、日中はあまり家にいないといったライフスタイルの人であれば、方角はそれほど気にする必要がないかもしれません。
方角だけではなく、部屋の配置や広さ、動線なども同様ですが、人気が高いかどうかではなく、自分のライフスタイルにマッチしているかどうかを重視して間取り図をチェックしましょう。また、間取り図だけで判断するのではなく、現地を実際に見てみることも大切です。