いろんな外観デザインの決め方🏘

①好みのイメージを絞り込む

自分と家族の好みが分かれることも少なくありません。気になる外観の写真をできるだけ多く集め、頭に描いているイメージを家族と共有し、好みに合ったデザインを具体的に絞り込みましょう。

②おおまかな形を決める

家の外観は形によってもかなり印象が変わってきます。主な形状は、四角い家、L字型やコの字型など角が多い家、2階が1階よりせり出ている家、総平屋建てなど。

2階建ての四角い形状の家が日本では最も一般的です。角が多い家は、個性的で豪華な印象を与えるのが特徴。総平屋建ては土地に余裕が必要ですが、生活動線がシンプルな点が魅力です。2階が1階よりせり出ている家は、都会の狭小地を有効活用するのに適しています。

③メインカラーを1~2色選ぶ

外観の色は、家全体の印象を大きく左右します。好みのイメージのカラーを選びましょう。

メインカラーは主に、ベージュ系、ブラック系、ブラウン系、グレー系が中心。ベースのカラーを決め、同系色でアクセント色をコーディネートするときれいにまとまります。同じ色でも、色の濃淡や彩度の組み合わせ次第で外観のイメージは変わってきます。

また、外壁は面積が広いため、カラーは同じでも柄や質感を変えることで変化をつけることも可能です。

④壁の素材を選ぶ

イメージに合った外観を作るためには、外壁の素材選びも大切です。代表的なのが、「サイディング」「外壁タイル」「塗り壁」の3つの素材。

「サイディング」は、セラミックや金属、セメントなどを使用した壁材で、デザインの幅が広く、初期費用がお手頃なのが魅力です。「外壁タイル」は、石や粘土、土を高温で焼き固めたものを指します。

「塗り壁」は、土やセメントなどさまざまな材質を用いて、左官職人さんが手仕事で塗り上げていく壁です。三菱地所ホームではセメント系ボードを基材とした外・内壁材システム「デラクリート」を使用。防火・耐水性等に優れ、ひび割れの発生が少なく、曲線のR壁も綺麗に仕上げることができる等、デザイン性豊かな演出が可能です。

⑤屋根の形を決める

外観の印象は、屋根の形一つで大きく変わります。

最もポピュラーで昔ながらの「切妻屋根」、シンプルモダンの家によく使われるデザイン性のある「片流れ屋根」の他、屋根面を4方向から寄せて支え合って頑丈な「寄棟屋根」や「方形屋根」、道路斜線や日影規制など法的な制約により使われる「はかま腰屋根」など。

代表的なものだけで10種類程度あるので、デザインだけでなく、機能的特徴も考慮して検討しましょう。

⑥窓を効果的に配置する

縦長の窓やFIX窓を効果的に配置すると、おしゃれな印象に仕上がります。縦長の窓は外から家の中が見えにくいなどのメリットがある上に、デザイン性があるのが魅力。ホテルやビルなどで多く採用されています。

FIX窓は開閉ができない窓です。スマートでシンプルなデザインが美しく、採光と気密性、防犯に優れているのが特徴。特に、光を取り入れた明るい家にするには、FIX窓を上手に使っていくのがおすすめです。

⑦照明や植栽で仕上げの演出をする

昼と夜で大きく変わる外観の表情。照明を上手に活用することで、昼とはガラリと変わったおしゃれな演出を楽しめます。

特に、帰宅する家族を出迎えるエントランスを含めた門まわりは、ライトアップすることで温かい印象に。

シンボルツリーなどの植栽も、家の外観を華やかに飾ります。植栽にも明かりを上手に取り入れることによって、昼夜で違った雰囲気を見せてくれます。

こうしていろんな観点から外観デザインを固めていきましょう♪

 

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